音楽教室の開業経営運営コンセプトについては、WEBサイトにも書いていますが、2023年版を上げておきます。
音楽教室のコンセプトは、例えば次のようになります。
1コアコンセプト
2サブコンセプト
生徒コンセプト(どのような生徒をターゲットにするのか)
立地コンセプト(自宅かテナントか、テナントなら何処で探すのか)
レッスンコンセプト(レッスンの内容、レッスン時間など)
内装コンセプト(教室の内装、どのような雰囲気か、防音対策)
生徒募集コンセプト(どのような宣伝を何を使ってするか)
コアコンセプト→サブコンセプト→具体化
の順番に組み立てていきます。
先ずコアコンセプトですが、抽象的なものですので、はじめは、ざっくりしたものでよいでしょう。例えば、「幼児から高校生くらいまでの生徒様中心で音楽を楽しむ教室」としておきます。後で、修正したり加えて行けばOKです。
次にサブコンセプト。幾つかありますが、具体的な内容になります。
①生徒コンセプト
お子様を中心にするのか、大人の方を中心にするのか、年齢層で分けないのかなど。
②立地コンセプト
自宅・自己物件かテナントか。テナントの場合は、出来るだけ便利なところで、場所を決める必要があります。
③内装コンセプト
音楽教室の場合は、防音が重要です。また、反響、残響も考慮する必要があります。また、防音工事の後にもマットやカーテンなどで調整します。
②生徒募集コンセプト
WEBサイト(ホームページ)、ブログ、SNS、LINE、Instagram、YouTubeなどのネット対策と、従来の看板、フライヤー、名刺、フリーペーパー、地域媒体、口コミなどを、そのお教室にあったやり方で使って行きます。
※実際に教室をはじめた場合、当初のコンセプトからかけ離れてしまったり、或いは、コンセプト自体が間違った(或いは現実に合わない)ようなことは当然に起きてきます。そのときに、どうするかが、一番問題です。
※音楽教室は、通常個人事業として立ち上げる方がほとんどです。しかし、はじめから法人(株式会社)を設立して起業する選択肢もあります。個人事業がよいか、法人がよいかは、一概に言えませんので、専門家にご相談下さい。
当事務所では、先生とご相談しながら、目標、状況に応じたコンセプト、サブコンセプト設定をサポートしています。