音楽教室の開業運営 2023年版 発表会、演奏会、コンクール

こんにちは。起業経営コンサルタント、行政書士の古川です。

ピアノ教室などの音楽教室、バレエ教室などでは、生徒様の発表会や、演奏会を行っている教室がよくあります。100人以下のピアノ教室、ピアノとバイオリン教室を例に、これからやる場合の概略を書いておきます。

100人以下のお教室で、生徒様の内70人くらいご参加とした場合

  1. 発表会のだいたいの内容を決める。
  2. 会場の選定 発表会を3月の春休みにやる教室が多いので、予約を半年以上前、場合によっては1年前に入れなければいけない会場もあります。また、最近はどこも綺麗で設備も揃っていますので問題ないと思いますが、比較的古いホールでは注意が必要です。
  3. 参加費用の徴収をするかどうか バレエ教室ではかなりの費用が掛かりますので、予め積み立てをする教室も多いのですが、ピアノ教室の場合は、そのときに徴収することが多いと思います。
  4. 発表会のためのレッスン 発表会に向けての特別レッスンは、通常のレッスンと別にするかどうか、レッスン料を別途徴収するか決めて下さい。
  5. イベント 生徒様の発表にあわせて、講師や外部の演奏者に依頼して、ミニコンサートを入れると盛り上がります。ただし、先生のお考え次第です。
  6. 発表会に参加されない生徒様の対策 講師や主催の先生の関心が発表会のに集中しているという誤解が発生したり、参加、不参加の生徒様、保護者様の間で微妙な雰囲気が生まれることがありますので充分注意して下さい。
  7. 発表会後の退会防止策 例えば3月に発表会をやる場合に、その後に退会者が出るのが、発表会と関係があるかないかをよく見て下さい。進級、進学、就職などの環境の変化が原因の場合は、仕方がないと考えるべきです。そうで無ければ、生徒様、保護者様とよくご相談して下さい。

発表会は、1年に1回、2年に1回や、2年間にミニと大きなものを交互にやるなどお教室によって変わってきます。

主催者の先生ひとりでは出来ませんので、その都度スタッフを募集したり、後援会組織を教室と別に作る場合もあります。

生徒様が、例えばピティナのピアノステップやコンクールなどの参加についても、特別レッスンや引率などをすることも多いと思います。

いずれにしても、通常のレッスンと違い計画的に準備して行く必要があります。

当事務では、ピアノ教室などの音楽教室、バレエ教室、お稽古事教室、ジムスタジオでの起業、運営、経営をサポートしています。無料相談もありますのでご利用下さい。

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