音楽教室の規約など

音楽教室は、他の教室、塾などと同じく「教室産業」のひとつです。教室によって、内容などが違う場合もありますが「教室のきまり(教室規約)などが必要になります。一般的なピアノ教室(生徒数100名以下。先生1名か2名程度)でご説明します。

「教室規約」(教室のきまり):教室の入会、退会。休会の規定。入室、退室。休講。楽器の使用。駐車場の使い方などを内容にします。

「月謝規約」(月謝のきまり):月謝、入会金の定義、支払い方法(小さい教室の場合はお月謝袋、大きな教室の場合は、銀行引き落としなど)、入金のない場合の処理などになります。

上記の二つは、形は別にして必ず用意して下さい。「半ぺら」のプリントを渡して「読んでおいて下さい。」は、よくありません。署名捺印は、ともかくサインだけでも貰ってください。

また、上記の規約を、ネットで「拾って」使用されている先生も多いのですが、➀書いてある意味を理解していること。➁書いていないことが、先生の教室でも書かなくてよいのかどうか。③ご自身でアレンジされる場合は、充分注意して下さい。

そのほかに、

「安全規約」:教室外、教室内の安全についてと、教室の責任の範囲。)、「後援会規約」(教室がある程度の規模になり、演奏会、発表会を実施する場合は、後援会を組織することがあります。その場合、きまりを作くって、後で揉めたりしないようにして下さい。

「講師委託契約書」:教室が大きくなり生徒も増えてくると、先生一人では難しくなります。他人を入れないという方針もありますが、他の方に委任する場合は、明確な契約をしておく必要があります。

「演奏契約書」:先生、教室講師などが出張演奏をしている教室は、結構あります。依頼者も幼稚園、学校、一般企業、グループ、プロモーター等色々です。当事者の権利義務、契約の範囲、条件、報酬、支払、キャンセル、不可抗力の不能、その他の規定をします。

こちらのサイトで、音楽教室の書類作成のご案内をしています。

 

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音楽教室物件探し

自宅(自己物件)以外で、教室をする場合は、物件を探す必要があります。

その前に、注意事項がありますので、ご確認下さい。

(1)物件は、たびたび変えられない。
教室を一度開いたら、簡単にほかのところへ行けません。
従って、よく考えて選ぶ必要があります。

(2)賃貸物件は、自分だけで決まらない。
よい物件があっても、貸主(家主)が貸してくれなければ、それまでです。
また、先にほかの人に貸してしまうこともあります。
なかなかよい物件が出ないこともありますので、早い目に探す方がよいでしょう。

(3)全く知らない場所は、よくありません。
教室の周辺について、全く知らないということでは、問題があります。「土地勘」が必要です。
お子様や女性の方が通うのに問題がないところがよいでしょう。

上記を踏まえて、ご説明していきます。

飲食店、小売店は、出店場所、店舗は非常に重要です。それと比べれば、音楽教室は、必ずしも家賃の高い駅前に出すこともありません。

物件探しのときに問題となったり、関係する事柄を書いておきます。

(1)「騒音」問題(防音)
あるピアノの先生からご相談を受けました。数年前のことです。マンションで、20人から30人程度の子供にピアノを教えていました。これは、マンション管理規約に違反していましたので、何度も管理組合から苦情や、中止要求が出ていました。

このケースは、マンションを居宅以外の目的外の使用と、ピアノの「騒音」で問題になったものです。結局、この先生は、引越しすることになりました。次のマンションでは、問題にはなりませんでした。

ピアノは、90デシベルから110デシベルくらいになりますが、建物の構造にもよりますが、防音が絶対必要になります。テナントの構造によって、必要な防音対策、工事の種類は違ってきます。

商業地区の場合は、あまり問題になりませんが、住宅地の場合は、近隣とのトラブルが起きる可能性があります。

防音については、別の機会にご説明したいと思います。

(2)駐車、駐車場
車での送迎がある場合、駐停車で問題が起きる場合があります。
テナントの駐車場、テナント近くの駐車場もよく調べておいて下さい。

(3)契約について
テナントの賃貸の場合、契約内容、使用条件が、個別に違いますので、よく確かめる必要があります。
一般の居宅に使用するマンションの賃貸契約とは違います。

どのようなことが禁止されているか、何はOKかは、よく確認して下さい。
なお、契約については、慣れていない方は、誰かを連れて行った方がよいでしょう。

音楽教室のホームページ (4)業者に依頼する場合2

「音楽教室のホームページ(3)業者に依頼する場合」のつづきです。

(3)アクセスアップ対策
ホームページは、出来上がったら終わりというものではありません。一般の方は、ホームページを見る側で、作る側になることは、何かの理由がない限りありません。

作成して、インターネットにアップしただけでは、誰も見てくれません。ホームページは作成してからも「アクセスアップ対策」が必要です。具体的には、SEO対策や、PPC広告などになります。このことを、作成時に考えてくれているかも大きな問題です。

(4)コンバージョン率アップ対策
「コンバージョン」とは「成約」のことですが、普通は、ホームページからのお問い合わせなどのことです。ホームページをご覧になった人の、何パーセントからお問い合わせが来るかということです。アクセスがいっぱいあっても、誰からもお問い合わせがなかったり、誰もご入会いただかないとしたら、まったく意味がありません。

コンバージョンをアップするには、コピーライティング、導線、デザインなど総合的な対策が必要です。実際には、色々やってみて反応を見るというやりかたをします。

(5)ホームページの価格について
ホームページの制作費は、昔と比べれば随分安くなっています。一昔前なら、100万円というのも珍しくありませんでした。仕方がないので、自分で勉強するか、「ホームページビルダー」等で、「手作り感」あふれるものを作るしかなかったのです。

現在では、安くて3万円、5万円程度から15万円くらいが普通です。ただし、注意していただきたいのは、安くても、維持費するための費用が別に必要で、結局、安くないというものが結構あります。その会社のサーバーで運用しているようなものは、不満があっても、引越しできないこともあります。

業者ではなく、知り合いとか、フリーランスの人に頼むこともあるかもしれませんが、その場合は、はじめにきっちりした取り決めをしておかないと、後で揉めることがあります。それでは、お互いに気分がわるいことになりますし、何より、ご希望のものが作成できないことになりかねません。

以上、なるべく、あまり知識のない方にもわかるようにご説明していますが、実際に、業者等にご依頼される場合は、少しでも知識がある友人知人、ご家族に相談されることをお奨めします。

なお、当事務所は、ホームページ制作業者ではありませんが、コンサルティングの中で、業者へのご対応をご指導しているほか、ご自身がお作りになる場合のアドバイスをしています。

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