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ブログには、ピアノ教室等の開業運営経営について、このサイトより詳しく書いています。
また、ブログだけのご案内もありますので、一度御覧下さい!
こちらからどうぞ
- ① 開業経営について
- 開業経営の基本的なことをご説明しています。
- ② 開業経営Q&A(このページ)
- 「開業したい」「開業資金」「自宅かテナントか」「生徒が集まらない」「ホームページ」など具体的にご説明
- ③ 音楽教室サポート
- 開業予定の方、開業した方を全力でサポートしています。
- ④無料電話相談
- 原則年中無休で、予約なしに無料電話相談が受けられます。
- blog 起業経営サポート
- ブログでも、音楽教室の開業、経営の記事を書いています。
② 開業経営Q&A
このページでは、「よくあるご質問」にお答えする形で、音楽教室の開業、経営についての基本的なご説明をしております。
音楽教室(ピアノ教室、バイオリン教室など)を開業したい
どんな事業を始めるにしても事業コンセプトを明確にする必要があります。音大、芸大、音楽コースを出たから教室が経営できるわけではありません。なんとなく、コンセプトも決めず、目標、目的も決めないまま開業してしまうと、生徒が集まるほど混乱します。
コンセプトは、例えば次のようになります。
1コアコンセプト
2サブコンセプト
生徒コンセプト(どのような生徒をターゲットにするのか)
立地コンセプト(自宅かテナントか、テナントなら何処で探すのか)
レッスンコンセプト(レッスンの内容、レッスン時間など)
内装コンセプト(教室の内装、どのような雰囲気か、防音対策)
生徒募集コンセプト(どのような宣伝を何を使ってするか)
コアコンセプト→サブコンセプト→具体化
の順番に組み立てていきます。
※実際に教室をはじめた場合、当初のコンセプトからかけ離れてしまったり、或いは、コンセプト自体が間違った(或いは現実に合わない)ようなことは当然に起きてきます。そのときに、どうするかが、一番問題です。
※音楽教室は、通常個人事業として立ち上げる方がほとんどです。しかし、はじめから法人(株式会社)を設立して起業する選択肢もあります。個人事業がよいか、法人がよいかは、一概に言えませんので、専門家にご相談下さい。
当事務所では、先生とご相談しながら、目標、状況に応じたコンセプト、サブコンセプト設定をサポートしています。
開業資金が幾らいるか不安
自宅開業の場合と、テナント(賃貸物件)の場合では、入居費用、家賃で相当の差が有ります。
また、自宅の場合でも、教室をするとなると内装工事、防音工事、床の補強なども必要になるケースも考えられます。また、楽器を新たに購入する必要があるかもしれません。従って、開業資金が幾らいるかは、ケースによって相当の開きがあり一概には言えません。はじめは、自宅に多少手を加え、既存のものを利用して開業する方が多いと思いますが、住宅事情などで、教室を他に借りることもよくあります。
※物件を探したり、内装工事をしたりする場合は、相手が不動産屋や工事関係などの今まであまり接点のないような業者になります。従って、立地、賃貸契約、工事契約などは、慎重にする必要があります。特に女性の場合は、契約などはお身内の男性に同席してもらったりして問題のないようにして下さい。
自宅か、テナントかで迷っている
メリット・デメリットを挙げていけば、あなたの状況に応じた答えがあるはずです。
自宅の場合
メリット
費用があまりかからない
住居と仕事場が隣接しているので通勤しなくてよい
自宅なので時間の制約はあまりない
デメリット
仕事と生活の区別が付きにくい
プライバシーがもれやすい
家族に迷惑がかかる
近所の住民とのトラブルが発生する可能性がある
防音等の工事が新たに必要な場合がある
テナントの場合
メリット
よい物件があれば、好きな場所でできる
仕事と生活は分離できる
事業として認識されやすい
デメリット)
適当な物件がなかなか見つからない。
費用がかかる(初期費用、家賃)
使用、時間等の制限がある
防音等の工事が必要な場合がある
教室を既に開業しているが思うように生徒が集まらない
地域によって違う場合がありますが、一般的には生徒募集は以下の方法が考えられます。
看板、チラシ、折込広告、DM、FAXDM、地域の新聞、雑誌の広告、ホームページ、PPC広告、口コミなど自分の教室に合うものを複数選びます。
また体験レッスン、セミナー、ミニ・コンサートなども生徒募集に効果があります。
「とにかく誰でもよいから生徒に来て欲しい」というような考えは失敗します。どのような生徒に来て欲しいかを具体的にイメージし、そのターゲットに応じた方法、内容でないと人は集まってきません。他の音楽教室(ピアノ教室)との違いをアピールする必要があります。
※チラシや折り込み広告、新聞広告などは、費用がある程度かかります。その割りに、問いあわせがひとつもないことも考えられます。紙媒体の場合は、よく考えてやるべきです。費用対効果を検証してください。
※インターネット・マーケティングの場合は、他の方法と比べるとテスト・マーケティングが安価に、かつ手軽に出来るメリットがあります。
※コピーライティングによっても反応は大きく違います。自分でやる場合は、作成したものを誰かにチェックしてもらった方が、よいでしょう。
※既存の生徒(保護者)の方のご紹介もよい方法です。「口コミ」が簡単に出来るような仕組みが必要です。また、ご紹介いただいたら「お礼」をするべきです。
生徒が集まらなければ、教室を続けて行くことが困難になります。当事務所では、一番重要な「集客」について、教室に応じたやり方を先生とご相談しながら構築しています。ここでは、書いていませんが、「宣伝」の問題ではなく、教室そのものの内容に問題がある場合もあります。
当事務所では、生徒募集について、教室に会った方法をご提案しています。また、具体的なサポートも行っております。
生徒はある程度集まったが、頭打ち状態で悩んでいる
先ず、その理由(原因)を考えることからはじめます。
近くに教室が出来た。
景気が悪い
子どもが減っている
子どもの興味が分散している
などの外部要因を無視することもできませんが、外部要因を変えることは個人では出来ません。
また、同じ様な状況でも、生徒を増やしている教室もあります。
そこで、内部要因を考えてください
そのためには、現状の把握、分析が必要です。
そもそも何人の生徒が必要か
何人の生徒を教えることができるか
生徒募集方法に問題はないか
レッスンの時間、内容、教材、練習曲などに問題はないか
指導方法は問題がないか
レッスン料(月謝)に問題はないか
生徒、保護者に不満はないか
発表会、演奏会をやっているか(或いはする必要があるか)
コンクール、ステップ等に参加させているか(或いは参加させる必要があるか)
体験レッスンをやっているか
上記のような問題点に対して、対策を考えてください。
「頭打ち」と言っても、「入会」「退会」がほぼ同じで何時まで経っても増えないのか、「退会」が多すぎて、「入会」が幾らあっても追いつかないのか等の状況により対策が違います。
※音楽教室は、2月から5月、夏休み明けなどに退会の生徒が必ず出てきます。色々な理由があると思いますが、続けてもらうような提案も必要です。 また、4月~6月、秋に新規の生徒を確保するために、早い目に対策をしておきたいものです。
「頭打ち」の原因を探り、そこから、どのように脱却するかを指導しています。
ホームページを作って、生徒募集につなげたい
ここ数年の間に音楽教室(ピアノ教室)のホームページは急激にに増えています。これは、音楽教室自体が増えたこととWEBサイトを重視しはじめたからです。ただ、他の業界と比べればまだまだホームページの営業利用は遅れていると思われます。
ホームページを作成したいと思ったら、先ずコンセプトを明確にして下さい。教室のコアコンセプト、サブコンセプトがあれば、簡単です。
例えば、教室の対象が、「子供だけ」か、「子供と大人」か、「大人だけ」では、当然にホームページ(サイト)の方向、デザイン、テキスト情報、写真、イラスト、構成などが違っていきます。ホームページで一番重要なのは、コンテンツです。 次にマーケティングです。
その次に、構成を考えてください。簡単に言えば、「表紙」から「問い合わせ」までのページ構成です。
ここで、そのホームページを誰が作成するかを決めてください。
一般的には、自分で作成するか、業者に依頼するか、どちらかしかないと思っている方が多いのですが、もっと選択肢はあります。
例えば
全部自分で作成する
構成、デザイン、素材など全てを自分で作成します。
ホームページ作成ソフトなどがありますので、多少の慣れは必要ですが、ある程度のものは作成できます。
※ドメイン、サーバー設定等が必要です。
※費用はあまりかかりません。更新も自分でできます。ただし、どうしての素人っぽいものになります。
※家族、知人などに作成してもらってもよいでしょう。
※本格的に作成するならHTML、CSS等のコードを自分で記述する方法もあります。(時間がかかるのでお勧めしません。)
※WEB製作、ブログ、ツイッター、フェイスブック等を駆使している方もいますが、本業が疎かになれば本末転倒しています。
※wordpress等のCMSで作成することも出来ます。ただし、「簡単」に出来るかどうかは、その方によります。
既存のテンプレートなどを利用して自分で作成する
有料、無料のテンプレートがありますので、これを利用すれば、上記より早くできます。
また素材は、画像処理ソフトで処理します。
※費用はあまりかかりません。更新も自分で出来ます。(1)よりは見栄えがよいでしょう。
※httml、cssの知識もある程度あった方がよいでしょう。
※ドメイン、サーバー設定等が必要です。
全部業者任せ
ホームページ自体は業者が作成してくれます。あなたのやることは、業者に、教室の説明、テキスト、写真などを提供するだけです。
※音楽教室のホームページの文章をホームページ作成業者が書くことは出来ませんので、文章はあなたが書いてテキストで渡すことになります。もっと充実させたい場合は、更にライターにコピーライティングを任せてもよいでしょう。
※費用は相当かかります。また、業者によって金額、能力はまちまちです。更新も業者に任せる場合は、更にランニングコストが必要です。ランニングコストは年間結構な金額になります。
※中には悪質な業者や、いい加減なところもありますので、よく調べてから契約して下さい。
一部を業者に依頼
一部というのは、例えばロゴマークだけの依頼、表紙だけの依頼、デザイン(スキン)だけの依頼などです。この場合は、後を自分で出来るかどうかが問題です。
※自分で後をやったり、更新する場合には、業者が使用しているホームページ作成ソフトと自分のソフトが合わない場合がありますので、心配であれば聞いておいた方がよいでしょう。
当事務所では、ホームページの作成、問題点の指摘、WEBサイトの再構築、コピーライティングその他ご希望に応じた支援を行っています。更新は、ご自身で出来るようにします。
ホームページを作ったのに、問い合わせがない
既にご存知のかたも多いのですが、基本からご説明します。
ホームページ(サイト)の数は、毎日増えて続けていますので、いくつあるかは誰もわかりませんが、2006年の段階で1億あると言われていました。現在では2億近いのではないでしょうか。
例えば、「Aピアノ教室」というホームページがあったとして、そのアドレス(URL)を直接入れてやってくる人はほとんど居ません。ほぼ全ての閲覧者は「YAHOO」とか「GOOGLE」などの検索サイトに「キーワード」を入れてやってきます。あなたがこのサイトにやってきたようにです。
その場合、「Aピアノ教室」と入れる人はわずかです。多くは「××県 ピアノ教室」とか「○○市 ピアノ教室」というキーワードを入れます。
このような場合、検索サイトの上位(1ページ目、2ページ目)にランクされていない場合は、余り見に来る人は居ません。簡単に言えば、検索サイトの上位に来るように自分のホームページを適正化することをSEOと言い、その対策をSEO対策と言います。
つまり、SEO対策が絶対に必要だと言うことです。SEO対策とは、簡単に言えば、検索サイトから自分のホームページに来てくれるように、検索サイトの上位に載るようにする対策のことです。 これは、手間と時間とテクニックが必要ですので、直ぐには出来ませんが、基本です。
そこまで待っていられない場合は、PPC広告を出します。PPC広告とは、アドワーズ広告(グーグル)、オーバーチュア広告(ヤフー)などのネットの広告のことです。この広告にについても、よく理解してから利用してください。利用の仕方を知らないままやってしまうと、思わぬ経費がかかってしまい後で後悔します。
SEO、PPCについて、ご説明しましたが、アクセスがそこそこあっても、全然問い合わせがない場合があります。その原因はホームページそのものにあります。
構成は適切か
ページある程度の量があるか
文章(テキスト)は、問題ないか
問い合わせのページに誘導できているか
写真、イラストが合っているか
などを点検してください。
教室の規約、講師契約書などを作成したい。
教室と生徒(保護者)、講師等との間での取り決めを、単に口頭や「文書による説明」で済ませている教室も多いと思います。事業として音楽教室(ピアノ教室など)を運営する以上、生徒(保護者)との間で、正式な契約をすることが必要です。
「口頭」や「文書による説明」だけで済ませている場合は、教室と生徒(保護者)の間で、揉める原因になることがあります。
具体的に「教室規約(きまり)」を作成する方法
①自分で作成する。
②専門家に依頼する。
音楽教室の多角経営
代表者の考えや、状況にもよりますが、音楽教室が出来ることをご説明しておきます。一般的には、先ず、楽器、教材の販売です。個人では、教材や楽器の仕入れが出来ない場合がありますが、楽器の選定指導等の方法もあります。次に、インターネットを利用したオリジナル教材の販売や動画販売もあります。後は、出張演奏もよくあります。利益を取りやすいのが、○○○へのアプローチですが、簡単ではありません。
音楽以外でも習い事系の教室であれば、今までの経験を応用できます。しかし、全く違うこと、例えば、飲食店、小売店をやる場合は、そのスキルがあるか、或いは、スキルの有る人にやってもらうか、同業者、専門家ののサポートが必要になるかもしれません。
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