音楽教室開業経営について

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このページに書いていないことは、次のページ「開業経営Q&A」、「ブログ 企業経営サポート」に書いています。コロナ後に、比較的新しいツールを使う「起業塾」などが出てきました。起業塾と当方のような個別サポート、コンサルの違いや、ビジネスモデル自体が、先生の目指すお教室と同じかどうかなども書いています。無料電話相談もありますので、お気軽にお電話下さい。

★ブログ 起業経営サポート

ブログには、ピアノ教室等の開業運営経営について、このサイトより詳しく書いています。 また、ブログだけのご案内もありますので、一度御覧下さい!
こちらからどうぞ

①音楽教室の開業、経営について

音楽教室は、個人の小さなものから、大手楽器会社などによる大規模なチェーンまであります。これらの教室がどのくらいの数があるのかはっきりわかりませんが、 多くのピアノの先生が入会している団体の会員数だけでも1万2千人以上いらっしゃるようですので、他の楽器教室(弦楽器など)を含めると相当数になると思われます。

少子化で子供が減っています。また、「習い事」の種類も変わってきています。あなたが、通っていたころの状況とは全く違っています。 趣味でやる分には問題はありませんが、事業として経営して行こうとする場合は、他の事業と同じで、簡単ではなくなっています。

そこで、個人経営(小規模の法人を含む)の音楽教室が、起業し、また経営を続け、利益を出していくには、どのような考え方が必要かを述べるとともに、方法も併せてお伝えしたいと思います。

次のページでは、開業、経営の具体的なご説明をしていますので、お読み下さい!!(教室開業・経営、自宅かテナントか、生徒募集の方法、ホームページの作り方などについてご説明しています。)

あなたの目指す教室は?

起業、経営には、明確なビジョンが必要です。そのビジョンを、具体的にしたものが「コンセプト」(概念)です。先ず、コンセプトをはっきりして下さい。

ここからわかりやすいように、物語(フィクション)を挟みながら、ご説明しましょう

主人公は、ピアノ教室をはじめたいAさん。

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Aさんは、音楽大学を出て、一般企業に就職し、結婚を機に退職しました。その後、一人娘も小学校に上がったので、以前からやりたかったピアノ教室をはじめたいと思っています。住居は、一軒家の貸家ですが、手狭なため、貸し物件をあたることにしました。

ここで、気をつけることがあります。それが、教室のコンセプトです。簡単に言うと、どんな教室にしたいかを明確にすることです。

ピアノ教室の場合、従来は、3歳から5歳から始めて小学校、中学校と続けて貰うのが、ピアノの先生の考えであったと思います。ただ、少子化と多様化により、必然的にピアノを習う子供の絶対数が、減ってきているので、最近の傾向としては、子供と平行して大人の生徒を意図的に受け入れている教室も増えています。

しかし、従来子供中心の教室に大人の生徒を入れた場合、教室全体の状況が変わってしまうこともありますので、「大人の教室」が流行っているというだけの理由で、安易に大人の生徒を募集してしまうと、今まで築き上げたものが、崩壊する危険もあるのです。

そこで、新規起業の場合はもちろん既存の教室の場合でも、常にコンセプトについて考え、必要に応じて、修正することが大切です。

そのコンセプトの基本はミッションがどこにあるかで考えるべきです。ミッションとは、「使命」のことですが、高尚な目標を立てるという意味ではなく、あなたが、その教室を通じてやりたいことが何なのかというものです。

例えば、「子供中心のピアノ教室。基礎からしっかり学ばせる。そのためには、単にピアノの練習にとどまることなく、ソルフェージュ、アナリーゼも並行して理解させる。あくまでも、クラシック音楽を題材とするべきで、生徒、保護者に迎合しない。指導は厳しくあるべきだ。ステップやコンクールに積極的に参加させ、ピアノ技術の向上はもとより、音楽の真の喜びを体得させたい。

そのためには、ピアノティーチングメソッドを日々向上させる努力も必要だ。また、経営面では、生徒の募集、確保の方法論を確立させる。月謝などの管理システムを効率的にしなければならない。多くの生徒を募集する方向ではなく、基本的に少数精鋭の教室としたい。そのためには、高額の月謝が取れるように、教室のクオリティを今以上に高めることが、当面の目的だ。」と言う考え方もあります。

別の考え方もあります。「子供と大人の教室。音楽の楽しさを知ってもらうには、楽器に親しんでもらうことが一番である。だからクラシック音楽にこだわることはなく、よい音楽ならポップスでもジャズでもよいと考える。子供と大人の指導は、当然に分けて考えるべきで、教則本、選曲、指導方法もそれぞれに応じたものに調整するべきと思う。

子供の生徒、保護者、大人の生徒が、教室の生徒、関係者として一体感が持てるように、発表会やコンサートを開いていく。また、地域の人たちとも交流し、地域の音楽文化に貢献したい。経営としての目標は、講師を数人雇用(または請負)して、別のテナントを借りて、教室を拡大したい。そのためには、インターネットWEBサイト等の広告宣伝媒体を利用していく。当面は、生徒数XX人を目指したい。」

Aさんは、どんな教室にしようか、改めて考えました。
将来的には、子供から大人まで、初心者からある程度弾ける方までを対象にして、発表会やコンサートもやりたい。はじめは、一人ずつ生徒を集めるしかない。そのためには、宣伝が必要と思う。先ずは、子供を対象にしたい。オーソドックスな指導からやろう。教本を選ばないと。。問題は、教室を借りることだ。駅前の貸し物件を一度あたってみよう。

レッスンの回数、時間、月謝はどうして決めたらよいのだろう。B子がピアノ教室をやっているらしい。大手のチェーンだから、私がやる個人の教室とはだいぶん違うと思うけれど、一度、聞いて見る価値はありそうだ。私が、3歳のときから習っていたC先生はどうしているだろう。中学2年で、転校したので、それきりだ。

ミッションには、当然、正解はありません。コンセプトも同じです。あるのは、成功か失敗か、どちらかです。音楽教室に限らず、教室産業は、生徒が集まらないとはじまらず、定着し、拡大するまでは、ある程度の時間が必要です。

上記のご説明は、一般的なものです。全く別の考え方、やり方もあります。無料電話相談をご利用下さい。※音楽教室(ピアノ教室、ヴァイオリン教室、チェロ教室などクラシック系)、ポップ系音楽教室、バレエ教室、各種サロン等もお気軽にご相談下さい。

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