音楽教室物件探し

ピアノ教室

自宅(自己物件)以外で、教室をする場合は、物件を探す必要があります。

その前に、注意事項がありますので、ご確認下さい。

(1)物件は、たびたび変えられない。
教室を一度開いたら、簡単にほかのところへ行けません。
従って、よく考えて選ぶ必要があります。

(2)賃貸物件は、自分だけで決まらない。
よい物件があっても、貸主(家主)が貸してくれなければ、それまでです。
また、先にほかの人に貸してしまうこともあります。
なかなかよい物件が出ないこともありますので、早い目に探す方がよいでしょう。

(3)全く知らない場所は、よくありません。
教室の周辺について、全く知らないということでは、問題があります。「土地勘」が必要です。
お子様や女性の方が通うのに問題がないところがよいでしょう。

上記を踏まえて、ご説明していきます。

飲食店、小売店は、出店場所、店舗は非常に重要です。それと比べれば、音楽教室は、必ずしも家賃の高い駅前に出すこともありません。

物件探しのときに問題となったり、関係する事柄を書いておきます。

(1)「騒音」問題(防音)
あるピアノの先生からご相談を受けました。数年前のことです。マンションで、20人から30人程度の子供にピアノを教えていました。これは、マンション管理規約に違反していましたので、何度も管理組合から苦情や、中止要求が出ていました。

このケースは、マンションを居宅以外の目的外の使用と、ピアノの「騒音」で問題になったものです。結局、この先生は、引越しすることになりました。次のマンションでは、問題にはなりませんでした。

ピアノは、90デシベルから110デシベルくらいになりますが、建物の構造にもよりますが、防音が絶対必要になります。テナントの構造によって、必要な防音対策、工事の種類は違ってきます。

商業地区の場合は、あまり問題になりませんが、住宅地の場合は、近隣とのトラブルが起きる可能性があります。

防音については、別の機会にご説明したいと思います。

(2)駐車、駐車場
車での送迎がある場合、駐停車で問題が起きる場合があります。
テナントの駐車場、テナント近くの駐車場もよく調べておいて下さい。

(3)契約について
テナントの賃貸の場合、契約内容、使用条件が、個別に違いますので、よく確かめる必要があります。
一般の居宅に使用するマンションの賃貸契約とは違います。

どのようなことが禁止されているか、何はOKかは、よく確認して下さい。
なお、契約については、慣れていない方は、誰かを連れて行った方がよいでしょう。

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