音楽教室経営

音楽教室のホームページ (4)業者に依頼する場合2

「音楽教室のホームページ(3)業者に依頼する場合」のつづきです。

(3)アクセスアップ対策
ホームページは、出来上がったら終わりというものではありません。一般の方は、ホームページを見る側で、作る側になることは、何かの理由がない限りありません。

作成して、インターネットにアップしただけでは、誰も見てくれません。ホームページは作成してからも「アクセスアップ対策」が必要です。具体的には、SEO対策や、PPC広告などになります。このことを、作成時に考えてくれているかも大きな問題です。

(4)コンバージョン率アップ対策
「コンバージョン」とは「成約」のことですが、普通は、ホームページからのお問い合わせなどのことです。ホームページをご覧になった人の、何パーセントからお問い合わせが来るかということです。アクセスがいっぱいあっても、誰からもお問い合わせがなかったり、誰もご入会いただかないとしたら、まったく意味がありません。

コンバージョンをアップするには、コピーライティング、導線、デザインなど総合的な対策が必要です。実際には、色々やってみて反応を見るというやりかたをします。

(5)ホームページの価格について
ホームページの制作費は、昔と比べれば随分安くなっています。一昔前なら、100万円というのも珍しくありませんでした。仕方がないので、自分で勉強するか、「ホームページビルダー」等で、「手作り感」あふれるものを作るしかなかったのです。

現在では、安くて3万円、5万円程度から15万円くらいが普通です。ただし、注意していただきたいのは、安くても、維持費するための費用が別に必要で、結局、安くないというものが結構あります。その会社のサーバーで運用しているようなものは、不満があっても、引越しできないこともあります。

業者ではなく、知り合いとか、フリーランスの人に頼むこともあるかもしれませんが、その場合は、はじめにきっちりした取り決めをしておかないと、後で揉めることがあります。それでは、お互いに気分がわるいことになりますし、何より、ご希望のものが作成できないことになりかねません。

以上、なるべく、あまり知識のない方にもわかるようにご説明していますが、実際に、業者等にご依頼される場合は、少しでも知識がある友人知人、ご家族に相談されることをお奨めします。

なお、当事務所は、ホームページ制作業者ではありませんが、コンサルティングの中で、業者へのご対応をご指導しているほか、ご自身がお作りになる場合のアドバイスをしています。

音楽教室のホームページ (3)業者に依頼する場合

今回は、業者等に依頼して、ホームページを作成する場合です。

ホームページを作成している業者は、幾つかの種類があります。
(1)デザイン系
(2)プログラミング系
(3)マーケティング系
(4)複合系
などです。

代表的な「デザイン系」と「マーケティング系」で、ご説明します。

「デザイン系」は、デザイン重視のため、SEO(サーチエンジン対策)、マーケティング、コンバージョン(成約)などについては、弱い傾向にあります。

確かに、見栄えのよいものを納品してくれますが、ホームページの目的とは、違うことになってしまいがちです。

「マーケティング系」は、集客(生徒募集)に焦点をあてて、ホームページを作成します。

ホームページは、色々な要素で成り立っていますので、総合的なものです。従って、どれがよいという単純なことではありません。その上で、具体的な業者選びの基準を見ていきましょう。

(1)音楽教室という業界の知識があること。
音楽教室(クラシック)について、どのような業界なのかを知っていることが必要です。例えば、音楽教室と言っても、ポピュラー、ジャズ、ロックなどと、クラシック系では違う業界です。また、クラシック系でも、幼児等を対象にしたリトミック、中高年を対象にしたもの、セラピー等と融合したものがあります。

ホームページ制作業者は、依頼すれば、どのような業界のものでも作ってくれますが、全然、知識がない場合、先生のリクエストを理解してくれない可能性があります。

音楽教室専門というのは、余りありませんが、少なくとも制作経験がある方がよいでしょう。

(2)文章作成能力(コピーライティング)
普通、何かをインターネットで調べる場合は、googleやyahooなどの検索サイトを利用することが多いと思います。この検索サイトの、1ページ目に、教室のホームページが掲載されていると、色々な人が見に来て、その中から、お問い合わせがあるようにするのが「SEO(サーチエンジン対策)ですが、その基本は文章です。

デザインが幾らよくても、そのホームページの評価とは関係ありません。(ただし、検索サイトの評価のことです。一般の方がホームページをご覧になって、綺麗だとか、カッコイイということは別のお話しです。

少し長くなりましたので、次回に続きます。

音楽教室にお奨めの書類とは

音楽教室に「書類」が要るのかと、お思いの先生も多いかもしれませんので、順にご説明します。

先ず、生徒様、保護者様との間で必要な書類です。

○教室規約

教室と生徒様、保護者様との取り決めです。つまり、「教室の決まり」です。「入退会」、「入室退室」などの基本的な事柄を書いて置きます。当然、教室によって異なった内容になります。

○月謝規約

月謝の支払いについての規約です。小さな教室の場合は、「月謝袋」での徴収になりますが、支払い期日、支払いがなかった場合の処理、その他について明記しておくと、揉め事に発展せずに済みます。その場しのぎでは、つじつまがあわないことが出てきます。

○安全規約

教室の中と外を明確にわけ、教室の責任の範囲を明らかにしておきます。また、教室内外で、生徒様、保護者様が事故にあわないようにする目的もあります。

○後援会規約

音楽教室、バレエ教室等で、会員数が増えて来て、発表会、コンサートなどのイベントをすることが多くなると、教室主催者の先生だけでは運営できなくなります。このときに、「後援会」などの名称の生徒様、保護者様のグループを作ることもあります。「後援会」と言っても、色々な形が考えられます。特に、教室との関係が問題になることもありますので、予め規約を作っておく方がよいと思います。

次に、講師との契約に必要な書類です。

○講師契約書

先生お一人でやっている場合は、不要ですが、教室を大きくするためには、講師が必要になります。お身内だけの場合は、特に必要ではありませんが、外部に講師を委託する場合は、契約書を作成しておく必要があります。

以上です。

最近では、インターネット上に、書式、見本などが見られますので、それらを利用している先生も多いと思いますが、あくまで「汎用」(一般的なもの)で、それぞれのお教室の実情と合っていないこともあります。充分注意して下さい。もし、よくわからなければ、ご照会下さい。

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